第1章_7 パソコンを使った「在宅ワーク」の職種

  • 書くことが好き!
    フリーライター/テクニカルライター/マニュアル・テキスト 作成

    ●デザインや絵が得意!
    イラストレーター/DTPオペレーター&デザイナー/2Dおよび3DCGデザイナー/CADオペレーター/Web制作

    ●やっぱり入力!
    データエントリー/文書作成/テープ起こし

    ●語学が得意!
    マニュアル・テキストや書籍の翻訳/校正

    ●出版系の仕事がしたい!
    オンラインマガジン制作・出版/オリジナル雑誌・書籍の制作・出版

    ●パソコン・インターネット系
    プログラミング/イントラネット・LAN構築/コンピュータ・コンサルタント/情報検索サービス

    ●企画・広告系
    インターネット広告の企画/CD-ROM制作

第1章_6 こんなにある「在宅ワーク」

「在宅ワーク」という言葉から、どんな仕事を想像しますか?
パソコンを使った「在宅ワーク」の代表として、データ入力や文書作成などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
「在宅ワーク」の職種は、今もなお広がっています。
以前は、「在宅ワーク」として存在しなかった職種も、コンピュータ技術の発達や求人状況の変化により、「在宅ワーク」として成り立つようになったものがたくさんあります。例えば、DTPコンピュータ上で、専用アプリケーションを使い、書籍広告物などの編集、レイアウトを行なう。
以前から「在宅ワーク」でやれる可能性はあったのですが、DTPのためのアプリケーションやパソコンなどの設備投資にお金がかかりすぎ、実際に個人で始めるにはちょっと……という傾向がありました。
しかし今では、パソコンもだいぶ安くなり個人でだいたいの設備は整えられるようになりました。
また、DTPの現場で経験を積んだ人のほかに、DTPの専門学校などで技術を習得した人が増え、それにともない企業から個人への仕事の発注も増加し、「在宅ワーク」として成り立つようになったのです。あなたが持っているスキルが現在、「在宅ワーク」の形態として見かけられなくても、いずれ「在宅ワーク」の形態でやれる可能性はあるのです。
「在宅ワーク」を始めるなら、自分の持っているスキルや興味のある分野が、「在宅ワーク」として成り立つのかを、じっくり考えてみましょう。インターネットや電話、ファクスをフル活用してみるのもよいですし、営業力や人脈を生かすことも大切です。あなた次第で新しい「在宅ワーク」の分野を創り出ことができるのです。

第1章_5 どんな人が適している?

「在宅ワーク」に向いている人はどんな人か……。暗かろうがひねていようが、愛想が悪かろうが、ハッキリいってかまいません。
極端にいうと、「在宅ワーク」では一般社会で受け入れられやすい「明るくて前向きな性格」はそれほど重視されないのです。
ただし、経営者として手広く商売をやろうという場合はもちろん、積極性やポジティブな思考が必要です。
その代わり、重要なのが責任感。槍が降ろうが何が起ころうが、期限までに仕事を仕様に従ってきっちり仕上げる、人付き合いが苦手でもわからないことはメールで確認する(電話はしづらくても、メールなら書きやすいことはありますよね)。
要するに、結果(納品物)がよければまたオーダーはくるのです。
いくら明るくても入力ミスがあったりしては困ります。

第1章_4 「在宅ワーク」の今後の展望

では、「在宅ワーク」の今後はどうなるのでしょう。
ここ2~3年でインターネットが一気に普及し、パソコンやデータ通信などのネットワーク基盤が整備されたことで、「在宅ワーク」人口は急速に増えました。
正確な統計はありませんが、日本国内で「在宅ワーク」の業種は300種、従事者は600万人とも1,000万人ともいわれています。
将来は、数字的にはアメリカに劣らないくらいの数に達するでしょうが、前述したように仕事の中身としては、高度の専門技術とまではいかないのが現状です。
日本では現在、パソコンを使った仕事(経理処理/翻訳/コンピュータ・プログラムの作成/コンピュータを使ったデザイン、本や雑誌の編集、ホームページ作成など)がメインとなっています。今はまだ、「在宅ワーク」が流行的な扱いをされている面もあり、まずまずの求人もあります。
しかしこの先、「在宅ワーク」が本当に日本経済に溶け込んで、必要不可欠なものになるには、より高度な知識を身につけ、経済的にも成功者を生み出すことが課題といえます。
もしあなたが、将来ずっと「在宅ワーク」で、やっていこうと考えているなら、今持っているパソコン技術に頼るだけでなく、ビジネスという総合的な視野が必要になってくるでしょう。

第1章_3 「在宅ワーク」人口の増加と企業からの求人率

調査によると、アメリカでは1994年の時点で、フルタイムおよびパートタイム自営業者、企業に所属する在宅勤務者を含め、自宅を拠点に仕事を行っている人は、全労働人口の約1/3ともいわれています。
さらに、2000年以降にはいわゆる「在宅ワーク」人口が6,000万人に達すると見られています。
アメリカでは電子ネットワークは確実に市民の生活に入り込んでいるのです。
常にアメリカの後追いをしている日本の状況を考えれば、日本の「在宅ワーク」希望者の数もうなぎ登りで増えていくでしょう。
さらに高齢化社会を迎え、働き手不足になるであろう日本の就業人口状況を考えれば外部者の活用を企業は真剣に考えているはずで、「在宅ワーク」の将来は明るいといえます。
ただし人数が増えていくということは、今よりも激しい仕事の奪い合いになるわけで、単にデータ入力ができるとかだけでは報われない可能性も高まってきています。
ですから、在宅ワーカーは現状に満足しないで、常に、スキルアップに努めることが大切です。
時代のニーズを見極めて必要とされる人になることが、仕事をゲットできる人になりうるのです。

第1章_2 「在宅ワーク」のメリット、デメリット

「在宅ワーク」のメリットとしては、会社に出勤する必要がない、仕事の達成感が大きい、人間関係のわずらわしさから解放される、などが挙げられています。
デメリットとしては、営業から作業までひとりでやらなくてはいけない責任の重さ、プライベートと仕事のけじめがつけにくい、孤独な作業ゆえの精神的なツラさ、などがあります。
メリットだけに誘われて容易に「在宅ワーク」に踏み込むのは危険です。自分の性格をよく考えて、予想されるデメリットにも耐えられそうか、在宅で仕事をすることに向いているかどうか、慎重に見極めることが大切です。

第1章_1 「在宅ワーク」とは?

「在宅ワーク」、「在宅ビジネス」、「SOHO」(スモールオフィス・ホームオフィス)……いろいろな言葉がありますが、これらの意味は簡単にいうと、「自宅(または個人の事務所)で仕事をする」ということです。
しかし、どんな仕事でも自宅で作業をすれば、「在宅ワーク」になるというわけではありません。
近ごろ、「在宅ワーク」が注目され始めたのは、インターネットを最大限に利用するようになったからです。インターネットなくして、「在宅ワーク」は成り立ちません。「在宅ワーク」と、ただ「自宅で作業すること」の違いは、インターネットなのです。
インターネットが発達したおかげで、どんなに遠くにいる相手とでも即時に情報を交換できるようになりました。お互い実際に会わなくてもやりとりできるので、都合で外に出て働くことのできない人や地方在住の人に大きなチャンスが与えられたのです。育児で会社勤めができない母親、結婚などを機に退職しスキルをもてあましている女性……このような人たちに、現在の「在宅ワーク」の仕事形態はぴったりなものなのです。
「在宅ワーク」の職種にもいろいろありますが、このブログでは、とくにパソコンを使って作業する職種に焦点を当ててわかりやすく説明していきたいと思います。