クラウドソーシングの比較

近年、新しい業務形態として広まりつつある「クラウドソーシング」。SOHOや「ノマド」など、様々な業務形態がある中で、この「クラウドソーシング」は、WEBサービスにおけるトレンドの一つとして、注目されています。

オフィスエムでは創業時から、この「クラウドソーシング」を採り入れてきました。

そもそも「クラウドソーシング」とは何か?

英語で「群衆」を意味する「クラウド(crowd)」に、「アウトソーシング」、つまり業務委託で作業することを意味する「ソーシング(sourcing)」をかけ合わせて、不特定多数の人に業務を委託することを指しています。

従来、企業から外部の人財あるいは企業・団体に、業務をアウトソースすることは、企業側が指定した個人あるいは団体に、企業との間で契約書を取り交わして「外注」することでした。

例えば、広告制作や、専門的知識を必要とするライティング。画像加工や、プログラミングなど、専門性を持つ人材によって、機密性なども保たれながら行われる業務。これらは、依頼する企業側が、業務単体ではなく、一定の期間における契約をもって、個人あるいは企業との間で「外注」契約を結ぶことで成り立っています。

では、
「一時的に、社内の人的リソースが足りず、手が回らない作業がある。」
「全体のうち、ごく一部の作業だけを、スキルは高くなくてもいいから、外部に委託して、作業効率を高めたい。」
というときは、どうでしょう?

そんな、企業の多種多様な需要に応えるための、新たな業務形態こそが、クラウドソーシングだ、と言えるのです。

クラウドソーシングは、もとはインターネット先進国・アメリカで生まれた概念です。 ある企業が、ある業務を外部に発注するとき、従来の外部委託形式ではなく、インターネットサイトを通じて、可能な範囲で業務を請け負ってくれる個人あるいは企業・団体を探して、名乗り出た人に仕事を発注するというシステムは、当初は外部委託とあまり変わらず、一般的にフリーランスと呼ばれる人達の間でだけ運用されていました。

日本でも、同様のサービスが始まってしばらくは、自営業者や、フリーランスで活躍するクリエイターなど、専門性のある一部の人の間でだけ、登録制のサイトを通じて仕事のやりとりがされていました。

それが、ここ数年の間で、「テレワーカー」「SOHO」あるいは「ノマド」、「インディペンデントコントラクター」など、企業の中でなく個人単位、または在宅勤務を推進する風潮が強まり、それを追い風にして、この「クラウドソーシング」が一般の人の間にも広まってきています。

一般の人の間で広まると同時に、クラウドソーシングサイトも増えています。 クラウドソーシングに興味のある方なら一度は聞いた・見たことがあるような老舗や大手サイトも存在しますし、メディアで取り上げられるサイトも出てきています。 また近年、あるサイトでは、ある一定の層を受注者とする、よりターゲットを絞ったサイトも現れています。

いずれも、以下のタイプに大きく分けることができます。

◆応募者の業務レベルをあまり絞らず、浅く広く発注できるサイト
◆応募者は専門的なスキルを持つ人が多く、専門性の高い業務を発注できるサイト

例えば、もともと受注者向けコンテンツが豊富であったサイト(仮に【A】とします)は、空いた時間にできる簡単な軽作業系の仕事を登場させ、受注者がスキルを気にせず気軽に作業を請け負えるような仕組みを作り、前者の特徴も持つようになりました。この傾向は【A】に限らず、全般的に進んでいるようです。

また、別のサイト【B】では、報酬制度に時給制と固定報酬制があり、固定報酬制を選べば、まとまって仕事を受注できることが多いので、他の作業に比べて報酬額がやや高くなります。業務の難易度が分かるようになっているので、応募するときに受注者側の能力と発注者側が期待する能力の差が生じにくいところもメリットのひとつ。

さらに別のサイト【C】は、主に在宅での作業を希望する主婦ができるような、ライティングやデータ入力など、空いた時間にできるような簡単な業務が多いことが特徴。能力の高い女性が増えたためか、昨今は翻訳やデザインなどのクリエイティブな業務も増えています。

それぞれの特徴に応じて、サイトを選んで業務内容を掲載することで、そのお仕事を引き受けてくれる多くの応募者が現れます。業務内容に合ったサイトを選べれば、業務委託先を探して契約を結ぶ必要がなく、仕事に対して質の高い仕事をしてくれる最適な人材を選びやすいため、余計な手間をかけることなく、業務の質を保てることになります。

【A】のように、一般の人から専門性の高い人まで、広く浅く発注できるサイトであれば、翻訳や報告書作成など高度なスキルを必要とする作業から、全体のごく一部を切り取ったような、例えば特定のデータを入力する作業、SEOライティングなど、高い専門性までは要求されないけれど全体の中では重要なはたらきをする作業まで、外部に発注できます。受注する側にしてみれば、自身のレベルに応じて、適切な仕事ができることになります。

一方で、それぞれにデメリットもあります。 【A】も【B】も、いわば公に、仕事に関わってくれる人を公募するので、応じてくれる人は、全員が質の高い人材とは限りません。ある程度、社内で人選をする手間はかかります。

【B】の固定報酬制であれば、たとえ納得のいかない出来であったとしても、いったん発注してしまえば、スキルが見合わないから発注をやめる、というわけにはいきません。【C】であれば、単価の安い業務には応募が来ないけれど、高い単価の業務は求めるスキルが高過ぎると思われてやはり応募が来ない、ということもままあります。

つまり、サイトの登録者である受注者側と、発注者側の要求とが、かみ合わないために、業務が上手く進まないことが、クラウドソーシングのサイトでは往々にして起こり得るのです。

その問題を解決する方法はないのだろうか?

オフィスエムが1995年の創業以来、手掛けてきたクラウドソーシングは、まさにその点の解決をした上でのものです。

オフィスエムが仕事を受注する際は、企業様から個別にご相談をお受けするところから始まります。

作業量はどのくらいか、納期は長いか短いか、パソコンのスキルはどの程度必要か、など、ご要望を詳しくお聞きします。このことが、クラウドソーシングサイトといういわば掲示板で公募するような業務発注形態とは大きく違うところです。どちらかといえば対個人で契約した上で業務を発注する、従来の外注業務委託に近いでしょうか。

その後、承った業務は、オフィスエムに登録しているワーカーの中から、適任者を選び、依頼します。つまり、人選に時間をかける必要がなくなるのです。

ときには、ワーカー内でコンペにかけることもあります。コンペにかけることによって、御依頼いただいた業務に対して、より適切な人材をあてられます。

お急ぎでのオーダーであっても、それに対応できるスタッフを、発注先の企業様ではなく弊社で探せることで、きちんと納品できる点も、クラウドソーシングサイトを利用するときとは大きく違うところ。

サイトでの公募・発注は、納期の指定はできますが、応募者および発注先が、その納期に間に合わせられるだけの能力を本当に持っているかまでは、実際に業務を委託するまでは分からないのが実情です。

その点、オフィスエムは、自社内で登録スタッフの管理まで行っていますから、責任をもって納品できる人材を確実に探してこられるのです。

例えば、

  • 毎朝1時間だけ、入力業務があるので、手伝ってほしい。
  • 1日だけ、大阪で開催されるイベントを、大阪近郊在住の人に取材・撮影してほしい。
  • ノルウェーのペットホテルの様子を調査した報告書を、明日までにフランス語に  翻訳してほしい。
  • 新商品の発表会があるので、商品についてブログ100ヶ所に記事を、  1週間以内に書いてほしい。
等々。

従来では依頼できなかったような仕事を、弊社ネットサイトを通じて、御依頼いただくことができます。

いわば、オフィスエムは、クラウドソーシングと、外注業務委託の、折衷型といえるでしょう。

両方の「良いところどり」で、企業様の外部委託による需要に、早く、適切に、高品質で応えることができるのです。

更に、来年の開設を目指して、オフィスエムに在籍している、高い能力を持つスタッフと、外部とのマッチングサイトも企画しております。

  • -クラウドソーシングサイトで、どんな人材を選ぶべきなのか?
  • -採用する人材と、社内の人材を、どう調整すればよいのか?
  • -採用した人が納期を守らない等、トラブルが起こった際は?

例えば、外部業務委託により起こりうる、そんな様々な事例・悩みにも、 オフィスエムはコンサルティングを併せた様々な支援を行っています。

クラウドソーシングによる外注業務委託で、オフィスエムが、 企業様が進めるプロジェクトの、円滑な進行とリスク回避のために、 あらゆるご要望に応えます。